特定オプション指定時にdialyzerのメモリ消費量が異様に大きくなる
--get_warnings
と-Wrace_conditions
の二つのオプションを合わせて指定すると、何故かメモリ使用量が大きくなってしまう模様。
例えば、以下のコマンド実行時には、メモリ使用量が途中で8GB(RAMサイズ)に達してしまい、PLTを構築することができなかった。
(上のオプションの内の片方だけを指定した場合は数百MB程度の消費量に収まる)
$ touch /tmp/dialyzer.plt $ dialyzer --build_plt --get_warnings -Wrace_conditions --apps kernel --plt /tmp/dialyzer.plt
OTP17.5およびOTP18.0で現象が発生することを確認。
またstdlibを対象アプリケーションに指定した場合も同様の傾向が見られたので、アプリケーション固有という訳でもなさそう。
dialyzerのバグのような気もするので原因を特定して修正した方が良いのかもしれないが、自分の使用用途では--get_warnings
を指定しなくても特に困ることはないので、とりあえずはその方向で回避する。